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癌の怪しい民間療法によくある特徴

我が家では夫のために過去に様々なガンの民間療法に手を出してきました。

その過程で「これは明らかにガンに効果ないでしょう!」と思えるものもいくつも見てきました。

具体的な名前を挙げるのはちょっとアレなのでできませんが、怪しい民間療法はどれも似たり寄ったりな特徴を持っていたので紹介したいと思います。

結構当たっていると思うので参考にしてみて下さい。

1.高額すぎる

高額

ガン民間療法はれっきとしたビジネスです。ビジネスである以上、利益を上げることに価値があります。

たとえ適正価格1万円の療法でもユーザーが「金に糸目はつけない。ガンが治るなら数十万円でも・・・!」と言うなら堂々と数十万円の値札を付けるのが怪しい民間療法です。

高額すぎる民間療法が怪しいのは自分が売る側の立場に立って考えれば分かることです。

例えば貴方が癌に効果のある民間療法を開発できたとしたら、それをわざわざ高額販売するでしょうか?

まずは一人でも多くの患者にその療法が本当に効くということを知ってもらうため、現実的な値段で販売するのではないでしょうか?

がんという病気が今後数十年で突然消えるとは考えにくいですから、そうやって多くの人に試してもらうことで信頼を勝ち取る方が一部の人に高額販売するより最終的なリターンは大きいでしょう。

数十万円~100万円以上の民間療法というのは、手を出せる人はごく一部です。

つまり裏を返せば、癌に効かなかったとしてもクレームの声を上げる人は殆どいないわけです。

本当に効果に自信のある民間療法であれば、どんな人でも手が出せる現実的な値段設定をすると私は思います。

怪しい民間療法は値段を高くすることで、高い=効果があるという消費者心理につけ込むと共に、あえて高額にして利用者を少なくすることでクレームの声を上げる人も少なくする意図があるのではないでしょうか。

2.データが乏しく、宗教じみている

宗教じみている

これも分かりやすいですね。

セールス文章を見ても商品概要を見ても医学的データがどこにも見当たらず、逆に感情を刺激するような言葉ばかり並べている民間療法はかなり怪しいです。

この手の民間療法はマーケティングがとても上手なので初めてその存在を知った時点では「これってガン治療における革命かも!?」なんて思うかもしれません。

かくいう我が家も何度こういう民間療法に惹かれて資料請求したことか・・・(汗)

しかし時間を置いて冷静に資料を読み直してみると、フワッとしたことしか書いてないため患者が本当に知りたい確信については書いていないものがほとんどです。

この手の民間療法を見分ける一つのポイントとして、その療法の名前に発案者のニックネームや氏名が入っているかどうか、という点があります。

私は氏名・ニックネームが入っているものは高確率で怪しいと判断しています。(もちろん全部が全部ダメというわけではありませんが)

更に酷いものになると、発案者が自分を全面に押し出して全国各地で講演会なんかを開いて怪しい新興宗教みたいなものもあります。

実は私は夫と一緒に一度だけその手の講演会に足を運んだことがありましたが、あまりにも雰囲気についていけず途中休憩で退場してしまったほどです。

がんになってしまった人が何かにすがりたくなるのは無理もありません。しかし、道を誤らないためにも、そういう時こそ冷静になって頭をクールダウンさせてみて下さい。

3.お墨付きを与えている権威が胡散臭い

胡散臭い大学教授

多くの民間療法は説得力を持たせるために①ガンに効果があった→②研究で実証された、という体裁を取ろうとします。

そのために権威からのお墨付きは必須事項ともいえます。そこで出てくるのが海外の大学の名前や研究者です。

何のお墨付きも無いのではな怪しさは拭えませんが、研究の結果明らかになった、認められた、なんて見ると「お!」って思っちゃいますよね。

でも、それだけで安心するのは早計です。なぜならガンという病気はまだ分からないことが多く、研究者の間でも意見が分かれることがあるので一人の研究者の見解が全部正しいなんてことはありえないからです。

また、世界にはお金を出しさえすれば何の知識も経験もない人物に学位をホイホイ与える大学も存在するのでそうやって学位を取得した人が商売のために怪しい民間療法にお墨付きを与えている可能性だってあるからです。

このようにお金で学位を買った人が怪しい民間療法にお墨付きを与える行為はディプロマ・ミル(学位商法)という問題として知られています。

ですから、たとえ「大学」「研究者」という一見説得力のあるワードが目に入っても、海外のよく分からない大学だったり聞いたこともないような研究者の名前だったらその民間療法を手放しで信用するのはちょっと待った方がいいでしょう。

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