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ガン治療の落とし穴に注意!

私たちはガンになるとどうしても究極特効薬のような裏技的存在を探したくなりますが、現実はそう甘くはありません。

ガンを治すのはあくまで日々の小さな積み重ねであって、三大療法を受けたからそれで完治!、とはいかないのが現実です。

ここではガン治療においてよくある落とし穴について解説します。

1.癌に特効薬はない

今更言うまでもありませんが、1つの治療法や1つの治療薬で、がんが完治することは科学的にはあり得ません。ガン治療では小さいことの積み重ねが相乗的に大きな力となって、効果を発揮するからです。

中には「こんなことをしていてなんの意味があるの?」と思うようなガン治療が存在するのも確かです。

しかし、こういった小さい積み重ねが意外にも威力を発揮するので、侮ることはできません。このことは過去の膨大な数のガン生存者や研究データが雄弁に物語っています。

小さいことを積み重ね、継続していくことは、確かに細かい手間が必要ですし、ある程度の根気も必要です。しかし、やる気になりさえすれば、その1つひとつは誰でもができることです。

お金がないとできない、相当な精神力がないとできないというものでは決してないということが、非常に重要なポイントだと思います。

2.癌の怪しい民間療法には要注意

ガン治療の世界においては高価な治療や高価な民間療法だから効果があるというわけではありません。原則として、値段と効果は関係ありません。

なぜなら多くの民間療法は値段にしっかりした根拠がなく、がん患者さんの足元をみて値段をつけているケースが大多数だからです。高ければ高いほど効果があるという先入観(プラセボ効果)を逆手にとって値段をつけているだけです。

ガンについて色々調べると、つくづく残念に思うのは、あまりにも多くの業者や治療師が、良心の呵責もなしに暴利を貪り、平然としていることです。

極端な例を挙げると、社会的な評価も高い著名な教授までもが、仕入れ価格2000円ほどの民間食品を、平気で10万円近くの価格で販売していたり……と、情けなくなる内部事情も少なくありません。

ごくまれに、高価で効果のあるものもありますが、それでもそれがガン特効薬であったり、唯一の治療法であることは皆無だと思います。同じ効果を発揮する、もっとコストパフオ―マンス(費用対効果)のいい他の選択肢が必ずあるはずです。

仮に、難病に効果を上げる唯一無二の治療薬があるとすれば、それは誰もが購入できるよう安価にすべきだと思うのですが、実際はそうではありません。

ましてや、エイズの治療薬のように特許を取得することで法外な利益を得ようと考える人がいるならば、それは最も人倫に反する行為だと思います。

したがって、高コストの治療法や民間療法は避けるのが無難です。

その証拠に、ガン生存者の方たちからも、高価な治療法、高価な健康食品が治癒を決定付けたという話はあまり耳にしたことがありません。

1つの目安として、月に10万円を超えるような治療には、避けたほうが賢明でしょう。まったく利害関係のない医師に相談して、それでも取り入れる価値があると判断されれば別ですが、そうでない場合には思い切って断るべきです。

中には1カ月に何十万円も、ガン治療に費やしている方も少なくありません。しかし、それはただ単に悪徳業者や悪徳治医者に足元をみられ、カモにされているだけです。

先にも触れましたが、高価なものほど効果がありそうだという心理をたくみに利用されているだけです。確かにプラセボ(偽薬)効果も多少はあるでしょうが、それだけのための数十万円は高すぎるのではないでしょうか。

3.癌のカリスマ医師には要注意!

私たちは医者=正義の味方と思いがちですが、実際には日本には医師免許を持っているだけの悪徳医師がいることも事実です。

データを捏造し、がんは治るとうそぶき大金をまきあげる……しかも他の治療法は受けさせないという医者。また「絶対に治ります」と安請け合いする医者には注意するべきです。

確かに演出されたカリスマ性がプラセボ(偽薬)効果を喚起するこ可能性もありますが、そのことを逆手にとって高価な治療費を請求したり、高価な健康食品を売りつけたりするのは許せることではありません。

私の知り合いにも、そういった有名なカリスマ医師の被害にあった人が過去にいました。

そういった医者たちも、ひょっとすれば昔は志が高かったのかもしれませんが、だとすれば、おそらく地位とお金が心を狂わせたのだと思います。

現在の薄利多売の医療システムにも原因がないとはいえませんが、その状況をうまく逆手にとり、患者さんを食い物にする医者の存在は決して許されるものではありません。

4.怪しいネット業者は要注意!

インターネットでは、実にさまざまなサプリメントや薬が販売されています。

しかし残念ながら、それらの販売サイトはいいかげんなものが多く、中には特定商取引法に基づく記載や会社情報すらロクに無いものだってあります。

インターネットは顔が見えないので、怪しい会社のサプリであれば誰がどういう意図で販売しているのかがよくわかりません。

また反対に、患者さんのプロフィール(病状など)もわからないままに販売すること自体にも、危うさを感じるのは私だけでしょうか?

私の知人にも謝ったサプリメントの服用をしてしまったガン患者さんがごまんといます。誤ったサプリを買わされたためにガンが悪化するケースも少なからずあるのは事実ですし、一時的にせよ、肝障害に見舞われた方は枚挙にいとまがありません。

たかがサプリ、されどサプリです。もちろん、大手の会社といえども例外ではありません。

サプリとはいえ、場合によっては命に関わることもあります。ですから購入するのであればそれなりに販売元・製造元がしっかりとしている会社のものだけを飲むようにすべきでしょう。

また、中医薬に関してはサプリよりももっと厳しい規制が必要です。なぜなら、効果が高い分それだけ副作用も大きいからです。

もちろん、中医に精通した日本側の医師が責任を持って監修・管理をしているサイトでなければ絶対に購入しないことが肝要です。あと、その医師にも会おうと思えば会えることが必須条件となります。

日本側の医師が実在しないか、販売者が勝手に名前を使った杜撰な場合もけっこう多いので注意が必要です。

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