1. ホーム
  2. がんのコラム
  3. ≫ガンで死ぬ人とガンで死なない人の違い

ガンで死ぬ人とガンで死なない人の違い

初期のがんなのに簡単に命を落としてしまう人がいる一方で、かなり進行したガンなのに、みるみる持ち直し死の淵からみごと生還する人がいる……

これは、単に運・不運では片付けられない、何かその明暗を分ける根本的な違いがあるのではないでしょうか?

しかもその明暗を分ける何かは、遺伝などのようなはじめから決まっているものではなく、本人の力(努力)によって変えられるのだとしたら……

ここではそんなガンで死ぬ人とガンで死なない人の違いについて説明します。

がんで死ぬ人にありがちな8つの特徴

1.考え方を変えない

ガンになった人は何かしらの理由があってガンに至ったわけなのですから、治す意思があるのならば、これまでの生活習慣や考え方を変えなければなりません。

まずは自分の過ちを素直に受け止めなければ、考え方は変えられませんし、治療も進みません。

2.生活習慣を変えない

手術の傷が癒えたら、それで元の生活に戻れるという甘い考えを持っている患者さんもけっこう多いようですが、やはりあまり予後(病後の経過)は芳しくないようです。

せつかく手術がうまくいったにもかかわらず、不規則でハードな元の生活に戻る営業マンや、管理職。

タバコやアルコールをいっこうに控える気配のない患者さん。以前とまったく同じように、脂っこい食事、偏った食事を続ける患者さん……

今までのデタラメな生活習慣が原因でガンになったかもしれないのだから、癌が一時的に良くなったように見えても元の生活習慣に戻ってしまえば、また癌になってしまうのも無理はありません。

やはり最後はかなり苦しむことになり、大抵の方がそこではじめて自身の間違いに気がつくのですが、時すでに遅しです。

3.癌をなめている

手術をすれば治ると、錯覚している患者さんも多く見かけます。

手術はあくまでも対症療法ですから、生活習慣や考え方を改めない限り、がんになりやすい環境になんの変化もないわけですから、かなりの確率で再発をしたり、まったく新しいがんが発生したりするのです。

対症療法で少しくらい調子がいいからといって油断をしていますと、必ずしっぺ返しを食うことになるのです。

4.自立できていない

生き方そのものの間違いが原因であり変える必要があるのであれば、受け身の姿勢では何も解決しないことは明白です。

自分が主体として治療に臨まない限りは、治る道理がないのです。ガンになったのなら依存心を捨て、積極的に、自分自身で自分の病気を治そうという気持ちが不可欠です。

5.医者の言いなりになっている

自分で治そうという気持ちが希薄で一方的に治してもらおうと何も考えず、ただひたすらに医者の言いなりになっている限り、治るがんも治らなくなってしまいます。

ガンの当事者はあくまで自分自身。それを治すのは究極的には自分です。ですから医者はあくまでも助言者の1人として見なければいけませんね。

6.がんに特効薬やがあると思っている

医者に限らず、常に何かに頼り治してもらおうという姿勢では、根治(完全治癒)はおぼつきません。

誰かがある民間療法で治ったから、自分もその民間療法を受ければ治ると信じている患者さんもいますが、それは考え物です。

確かに何かにすがりたくなる気持ちは分かりますが、最終的に治すのは自身なんです。そのことを忘れてはいけませんね。

7.努力しない

生活習慣を変えるのも、自立するのも、すべてに努力が必要です。命が掛かっているにもかかわらず、回避するために努力をしないのであれば、いつどこで努力をするのでしょうか?

何度も言うように、自己治癒力を活性化させるには、自助努力が不可欠です。

8.意志が弱く投げやり

生命力とは別の言葉に言いなおせば意志だと思います。強い意志がなければ何事も実行できません。それはとりもなおさず、生命力に乏しいということなのです。

生きることに対して執着心がなければ、サバイバルが難しいのは当然です。

癌で死なない人の8つの特徴

これはガンで死ぬ人の反対を想像すれば分かりやすいと思います。具体的には・・・

  • 治ろうとする意志がある人
  • 考え方を変えた人
  • 努力を惜しまない人
  • 自立心のある人
  • 生きがいを持っている人
  • 夢のある人
  • 生活習慣を変えた人
  • 感謝の気持ちのある人

以上、ほとんど説明は要らないかと思いますが、さらにもう1つ重要な項目は、いい意味の開き直りや、きっちりした死生観を持った人 です。

死生観のしっかりした人はガンで死ににくい

投げやりな気持ちからではなく、良い意味で開き直って自分の死を見つめ、万が一を受け入れることを覚悟した人は、かえって長生きしています。

ふっきれた気持ちが治癒へのスイッチをオンにするのかもしれませんが、少なくとも私の経験などでも、ガン生存者の多くが、「一度は死をみつめ、受け入れようとした時期があった」と証言されています。

次に、がんから生還した人によく見られる性格、気質を紹介します。

ガンを克服する人によくある性格、気質

タイプ1 成功者タイプ

なにごとも極端なほど徹底して実行するタイプで、実社会では仕事一筋であることが多いです。しかし、割合としてはごくごく少数派です。

根性、体力、気力が人一倍強いタイプで、まわりの意見に耳をかさず、自分で決めたことは徹底してやりぬく人たちです。

このタイプの人たちは、抗がん剤だけ、補完代替療法だけ、極端な場合は何もしていない、などとやっていることにすごく偏りが多く、誰にでも真似ができる方法ではありません。

人間的にはすばらしい方たちなのですが、何においても徹底している面があるので参考になりにくく、このタイプのガン生存者をあまりお手本にしないほうがいいと思います。

同じようにしようとすると、けっこう痛い目に遭う可能性が高いと思います。

タイプ2 凡人タイプ

1つひとつは必ずしも完璧ではありませんが、しかし全てを万遍なくこなしていくタイプです。優等生ではないものの、きちんとやるべきことをこなして周囲からの信頼を築いていく人……といえば何となくイメージしやすいでしょうか。

日本人の割合としてはこちらのタイプのほうが圧倒的に多く、しかも実現可能性は高いので、是非こちらのタイプのガン生存者を参考にしてほしいと思います。

普通の人でもガンから生還することはできる

このように、ガン生存者には2つのタイプがあるということを、念頭においてください。成功者タイプは稀なのですが、マスコミ受けしやすくとにかく表に出る機会が多いのが特徴です。

そのためか、どうしても目立ってしまい、多くのがん患者さんがあんなふうな成功者にならないとガン治療が果たせないのかと勘違いしてしまいます。

しかし、実際はそうではなく、むしろ癌を克服して完治する人でいれば平凡タイプのほうが圧倒的に多いということをぜひ知っておいてほしいのです。

Check!  癌になっても前向きになる必要はない?

がん患者さんは、まわりの人から「前向き」になったほうがいいなどと言われることが多いかと思います。

根っから前向きな人は確かにいますが、その比率的には極めて低く、ほとんどの人は基本的には後ろ向きです。この前向きな姿勢というのは、なろうと思って努力してもそう簡単になれるようなものではありません。

実はガン生存者の多くも、元々は前向き人間ではありませんでした。人間、心配事があればどうしても後ろ向きになってしまいます。ましてやガンともなれば、後ろ向きになるのが普通です。

「無理に前向きになろうとするとストレス負荷が大きくて、ヤケに近い気持ちさえ芽生えてくる始末です」などと言うガン患者は少なくありません。

がん患者さんの中には「前向きになれない自分はダメだ……」と悲観する人もいらっしゃいますが、そんなことはないと思います。

私の提案としては、まず今までの生活習慣を変えてみることから始めてみて下さい。行動パターンが変わり、食事が変われば、自然に考え方も変わってきます。これは多くのがん生存者さんの実例から見ても間違いありません。

生活習慣を変えて(整えて)2~3ヵ月も経てば、前に比べて体調もよくなり、少なくとも発想は後ろ向きではなくなります。

そして、多くの場合、死生観が芽生えてくることもあり、そうなれば大抵のガン患者さんは自然と考え方が前向きになっていくそうです。

ガンを克服して完治、生還した人と仲良くなろう

がん患者さんにとって、何より希望となるのは言うまでもなく他のガンから生存した人の存在です。

同じ病気、同じ病期のガンから生存した人の姿ほど、がん患者さんにとって希望となるものはありません。

実は癌に関しては、医者が希望となることは残念ながらあまりありません。

それゆえに、医者もガン生存者から真摯に学ぶべきですし、ガン生存者のネットワーク作りに積極的に協力すべきだと思います。

ガンから生存した人から貰えるエネルギーはすごい

ガンから生存した人と接することは、患者さんにとっては一番の薬になりえますし、治癒率を著明に上げる効果があります。

ガン生存者と直接話をして、アドバイスや励ましの言葉をもらう、そして自分を理解してもらい、自分の存在をわかってもらうことが、治癒への重要なポイントになります。

がん患者さんにとって、ガンを克服した人は希望の星ですから、できるだけ多くのガン生存者に会い、悩みを取り除くことが大切です。

インターネットも日進月歩ですので、個人ブログにアクセスしたり、チャットで誰かと会話をしたりすることも、免疫力を高める効果が期待できます。

なかなか上手く機能しないガン患者会の問題

ところで、世間には数多くのガン患者会があります。

ただ、うまく機能している患者会は意外に少ないように思いますし、うまく活用している人も少ないように思います。

医師主導の「患者会」は、中々上手くいってない所が多いようです。それは、医師自身が、がんは治ると信じていないためなのか、患者さん同士も傷の紙め合いのような雰囲気になってしまっているようです。

多くの患者さんは「死の受容がメインテーマになっていたりして悲壮感が漂う感じがする」と、証言しています。

いっぽう、患者さん主導の患者会はどうかと言いますと、やはり多くはうまく機能していないようです。

理由は、前述したことと矛盾するかもしれませんが、医師がいないことです。そして主宰者の個性の強さです。

科学的な判断・客観的な判断をする医師がいないので、最初はうまく機能していてもだんだん会の方向が、主宰者の個性に引きずられてしまい、なかば宗教の集まりのような雰囲気になってしまうこともあるようです。

主宰者のほとんどがカリスマ性のあるガン生存者で、そのカリスマ性を頼りに、希望の星を求めて多くの患者さんが集まるのですが、どうしてもアドバイスが独善的になり、偏ってしまうのだと思います。

その主宰者のやってきたこと以外は全て否定するような、凝り固まったアドバイスが多くなりがちだそうです。

多くの患者さんが、そのような会のありように不満を覚え、患者会から次第に足が遠のいていくわけです。

ですから、本当に望ましい患者会というのは、患者さん主導で運営された上で西洋医学にも補完代替療法にも精通した医師が舞台裏で支える形なのではないかと思います。

シェアをお願いします。